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2009年11月17日

マグロ水銀問題

海洋の食物連鎖の頂点に存在するマグロは、水銀等の有害物質を蓄積しやすいという指摘がなされている。アメリカのFDAは、2003年に妊婦のマグロ摂取量制限の勧告を行っている(6オンス=約170g/週)。実際にニューヨーク市では、2007年、幾つかのすし料理店において基準値を越す水銀が検出された。

日本でも厚生労働省による見解が2003年と2005年に示された。2003年の発表において海外の調査報告が行われ、2005年の発表では妊婦の摂取に関して言及している。そこでは便宜的に有機水銀を単に水銀と表記している。

乱獲問題
前述のように相対的な個体数が少ない上に需要増加・価格高騰が拍車をかける形で、世界中でマグロが乱獲され、国際的な資源保護が叫ばれている。絶滅が危惧される生物を記載したIUCNレッドリストには、マグロ8種のうち5種が記載されている。過激な保護運動を行う環境団体には、クジラ並みにマグロ漁禁止を求める強硬派もいる。

養殖
マグロは長距離を遊泳すること、成熟に時間が掛かること、小さな傷が死につながるほど皮膚が弱いことなどがあり、捕獲したマグロの稚魚や若魚を養殖する「蓄養」が中心で、卵から成魚まで育てる「養殖」は現時点では難しい。

マグロ価格高騰と天然物の漁獲量低下の追い風もあり、蓄養による養殖による出荷量は増加している。低コスト化・安全性向上の他、トロの割合を多くし価値を高める研究も行われている。

2002年に近畿大学水産研究所が30年余かけて、世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功し、2004年には市場へと出荷が開始された。近畿大学は和歌山県串本町の大島実験場と奄美大島の奄美実験場で、商業化に向けて研究を続けている。クロマグロの蓄養は、幼魚が黒潮に乗って回遊してくる西日本各地で行われている。蓄養マグロの出荷量は、1位の鹿児島県が2位の長崎県以下を大きく引き離している。

前述のとおり、完全養殖は始まったばかりであり、現在流通している養殖のマグロはほぼ蓄養によるものであり、これは前述の乱獲問題にも連なるが、稚魚の乱獲になるという批判もある。

これに対して近大水産研は、稚魚の生産が増えたことと、稚魚の輸送技術が確立された事などから、2007年12月から自身の完全養殖稚魚(人工孵化の第三世代)を他の蓄養業者に出荷する事業を開始した。


『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

マグロは水銀等の有害物質を蓄積しやすい魚だそうです。

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